S&P500見通し:FRB独立性への懸念で下落
トランプ米大統領がジェローム・パウエル 米連邦準備制度理事会(FRB) 議長への政治的圧力を強めたことから、12日の米国株式相場は下落し、先週の史上最高値から後退すると見られている。
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トランプ米大統領がジェローム・パウエル 米連邦準備制度理事会(FRB) 議長への政治的圧力を強めたことから、12日の米国株式相場は下落し、先週の史上最高値から後退すると見られている。
年初に売りが優勢となった後、米国株式相場は切り返し、ナスダックはわずか半年余りで最大58.27%上昇した。拡張的な財政政策と緩和的な金融政策が珍しく同時に展開されていることで、2026年もこうしたトレンドが続く可能性がある。
ダウ工業株30種平均(NYダウ)は今年4月の関税導入に伴う下落の後、急反発したが、現在2020年の安値から形成され、徐々に収縮してきたバンドの上限に到達しつつある。この5年間のパターンが維持される場合、調整的な下落リスクが生じる可能性があり、2026年に向けて通常は正の相関で動くNYダウおよび米国指数・市場に対して慎重な見通しが求められる。
日銀は政策金利を現行の5.0%程度から0.75%程度に引き上げることを決めた。タカ派寄りの政策を打ち出したが、市場は短期的な引き締めの継続を疑問視しており、円は下落した。2026年の追加利上げについては、市場は引き続き織り込んでいる。
ユーロ/ドルが主要レベルを再び試すなか、ユーロ/円は史上最高値を更新した。ユーロ/英ポンドでさえユーロの強さを示しており、ユーロの回復基調が明確なものになりつつある。
S&P500、ナスダック、NYダウ、ラッセル2000が12月に示す典型的なパフォーマンスと、季節要因の観点からサンタラリー期間中に最も優位なセクターを探る。
豪ドル/米ドルは6日続伸している。トレーダーは、オーストラリアの第3四半期GDPと米国で相次ぐ経済指標の発表待ちの状態だ。
ドル/円の短期的な上昇トレンドラインが破られない限り、トレーダーは158.00台後半ゾーンへの上昇を見込んで、短期的な下落局面で押し目買いを継続する可能性が高い。
週明けのドル/円相場は、上昇シグナルを示しながらも勢いが弱まりつつある状態で迎えた。今後の動きは米経済指標とエヌビディアの決算報告が鍵を握る。
今週は、米政府閉鎖解除への楽観論が新たなAI関連リスクによって相殺される中、方向性が見えないスタートとなった。
株価指数が新たな最高値を更新する中、モメンタム指標は警戒を促している。ナスダック100指数が26,000を突破し、ダウ工業株30種平均(NYダウ)が48,000に迫る動きは、高揚した楽観ムードに包まれている状況を示している。しかし、その根底にあるシグナルは疲労感を示唆している。
グローバル経済をけん引するのは、抑制されない米政府支出、資産効果に支えられた米個人消費、そして利下げ。成長に導くこの3つのエンジンに焦点を当てる。
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