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1月12日版 為替 Weekly Report

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今週の為替相場の注目点

全体

米国の経済指標に大きな崩れはなく、そのためこれ以上ドルをネガティブに見る材料がないと考え、ドルの目線をフラット~やや上へと引き上げる。

今週は①衆議院解散を巡る報道、②トランプ関税の最高裁判決、③米国経済指標、④ベネズエラを巡る情勢の変化に注目が集まりそうだ。

USD/JPY

想定レンジ:157.00~160.50

高市政権の解散総選挙の方針を踏まえれば、自民党が衆議院の議席を伸ばす可能性が高いと考え、いわゆる高市トレードによる円安、日本株高の展開をイメージしやすい。

その上で、ドルもある程度、底堅い推移になってきていることもドル円上昇を後押ししそうだ。

EUR/USD

想定レンジ:EUR/USD 1.1500~1.1740

ドル高を主因としたユーロの小幅安を想定。

ロシアが連休明けとなるため、ロシアウクライナ情勢にはアンテナを立てておきたい。

USD/CNH

想定レンジ:USD/CNH 6.85~7.07

ドル安、人民元高のトレンドが出ており、引き続きトレンドフォローが無難だろう。

米中首脳会談を乗り越えたことも中国経済にとって大きなプラス材料だ。

まずは6.97のサポートを明確に割り込むかが焦点。割り込むと6.85が次のターゲットとなる。

先週の世界の通貨強弱

ドル買い優勢(125/198ヵ国)

クロス円は底堅い推移

※通貨騰落率を可視化し、現在の「相場のテーマ」の推測に役立てています

  • 先週の主要通貨における強弱は右記の通り人民元(オンショア) >米ドル>英ポンド>日本円>ユーロ
  • 発表された米国の経済指標は労働市場にやや弱さが見られるものの総じて底堅く、ドルの買い戻しが優勢となった。
  • 週末に衆院解散総選挙に関する報道が伝わり、自民党が議席を増やしそうな状況であることから、円安、株高が進んだ。

先週の為替相場サマリー

円安

USD/JPY

ドル円は上昇。1ドル=156.75円からスタートすると、週初は円の買い戻しが優勢で今週安値となる156.12円まで値を下げる展開。その後は米国の重要経済指標の発表や、中国による対日輸出規制強化をこなしながら、徐々に下値を切り上げる形で推移した。木曜日には発表された米国新規失業保険申請件数が事前予想よりも小幅に良い数値だったことで週初の水準を回復。金曜日の早朝からは上値を試す展開となり157円台へしっかり乗せると、雇用統計発表前に157.60円まで上昇。発表された米国12月雇用統計は強弱入り混じる内容であったが、その後に衆議院解散の可能性が高いとの報道が伝わったことで、円安、時間外で日本株高の展開となり、ドル円は158.19円まで上昇。157.93円でクローズ。

EUR/USD

ユーロは下落。1ユーロ=1.1725ドルからスタートすると、週初は下押したが、発表された米国12月ISM製造業景況指数が47.9と弱めの数値だったことから反発、火曜日のロンドン時間にかけて上昇し1.1743の今週高値を記録。ただその後は米ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁が、「現在の政策金利は経済にとって中立な水準に近い可能性がある」と述べたことや、水曜日に発表されたユーロ圏12月HICPが前年同月比コアで+2.3%と物価上昇圧力が鈍化していたことからユーロ売り、ドル買いが強まり1.1659まで下落。その後に1.17台まで値を戻す時間帯もあったが、週末にかけては再び売りが強まり、雇用統計をこなしながら1.1618まで下落。1.1636でクローズ。

USD/CNH

僅かにドル買い優勢。1ドル=6.9694人民元からスタートすると、週初はベネズエラ大統領拘束が意識される中でドル買いが優勢となり6.99台まで上昇。その後にエヌビディアが輸出規制による損失リスクを回避するため中国企業への人工知能向け半導体「H200」輸出について全額前払いという厳しい条件を提示、且つ中国政府がハイテク企業に対し「H200」の発注を一時停止するよう要請したことで米中貿易摩擦が意識され、一段と人民元売りが強まり木曜日の北京仲値にかけて6.9958まで人民元安が進行。しかし最終的には中国政府が一部承認する方針を示したことで落ち着きを取り戻し、以後はこれまでの流れを引き継ぎドル安、人民元高が進み、6.9761まで値を戻して週末を迎えている。

今週の注目イベント

12日

日本祝日

19:30 インド12月CPI

13日

08:30 オーストラリア1月ウエストパック消費者信頼感指数

08:50 日本11月国際収支

09:01 英国12月BRC小売売上高調査

14:00 日本12月景気ウオッチャー調査

22:30 米国12月CPI

24:00 米国10月新築住宅販売件数

28:00 米国12月月次財政収支

 

14日

中国12月貿易収支

ポーランド中銀、金融政策決定会合

08:50 日本12月マネーストックM2

21:00 米国MBA住宅ローン申請指数

22:30 米国11月PPI

22:30 米国11月小売売上高

22:30 米国7-9月期四半期経常収支

24:00 米国12月中古住宅販売件数

24:00 米国10月企業在庫

 

15日

韓国中銀、金融政策決定会合

08:50 日本12月国内企業物価指数

09:01 英国12月RICS住宅価格指数

16:00 英国11月月次GDP

16:00 英国11月鉱工業生産

16:00 英国11月製造業生産指数

16:00 英国11月商品貿易収支

16:00 英国11月貿易収支

16:45 フランス12月CPI(改定値)

19:00 ユーロ圏11月鉱工業生産

19:00 ユーロ圏11月貿易収支

22:30 米国11月輸入物価指数

22:30 米国11月輸出物価指数

22:30 米国前週分新規失業保険申請件数

22:30 米国1月フィラデルフィア連銀製造業景気指数

22:30 米国1月ニューヨーク連銀製造業景気指数

30:00 米国11月対米証券投資

 

16日

08:50 日本前週分対外対内証券売買契約等の状況

16:00 ドイツ12月CPI(改定値)

23:15 米国12月鉱工業生産

23:15 米国12月設備稼働率

24:00 米国1月NAHB住宅市場指数

25:00 ロシア12月CPI

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