TradingView(トレーディングビュー)を無料で使う3つの方法を解説
世界中で多くの投資家が利用している相場分析プラットフォームのTradingView(トレーディングビュー)。MT4と並びたつこのツールを無料で使う方法を紹介します。
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十字線とはローソク足パターンのひとつで、FXマーケットを読み解くのに重要な指標です。どのように十字線をトレードに活かすことができるか、みていきましょう。
2025年3月20日 午後18:58
十字線は、ローソク足の始値と終値が同一、あるいは非常に近いレートで形成されるため、文字通り「十字」の形に見えるチャートパターンです。
これは、直前まで続いていた価格の動きやトレンドが一変し、買い手(強気)と売り手(弱気)双方の勢力が弱まり、相場が中立的な状態になっている可能性を示唆するシグナルとされています。
十字線には複数のバリエーションがあり、上下のヒゲが記号の+(プラス)のように等しいチャートのほか、下ヒゲが長い「十字形」、上ヒゲが長い「逆十字形」などがあります。出現する形状は、市場の状況によって異なります。
十字線は、相場が最高値/最安値に到達した可能性、あるいはそうした水準が否定される兆候を示す際に出現します。
短期的な価格変動の転換点や、トレンドが反転する可能性を示す、いわゆる「先行指標」として反転指標の裏付けと機能することもあります。
特に、サポートレベルまたはレジスタンスレベル付近で十字線がチャート上に現れた場合、かつそれが長く続いたトレンドの終局であったり、(大陽線/大陰線等)長く伸びたローソク足の次に現れた場合、反転する可能性が高いと考えられます。
ただし、十字線が現れても相場が反転しないケースもあり、その場合は既存のトレンドが継続していると判断されます。
下図は、十字線となったローソク足1本(4時間足)を、5分足で拡大したチャートです。 ※4時間足チャートの該当のローソク足1本を下図のように5分足チャートで拡大表示してみると、値動きが可視化され状況が良くわかります。どのように各ローソク足が形成されたのか、左から右にその軌道を追うことで、状況をより正確に理解することができます。
十字線は買い手と売り手(強気と弱気)間の力の均衡を示すシグナルです。
なぜなら、十字線の出現のみをもって値動きがどこで反転するかを示しても、どれだけ反転するかやどのくらいトレンドが継続するかは判断できないため、勝率の高いトレードとなるか否かの根拠とはなりません。
勝率の高いトレードを実現するためには、以下の2つの要素の確認が欠かせません。
この2点を無視して十字線の指標シグナルだけで取引判断を下すことは、いわば運だめしと同じです。
しかし、他のテクニカル分析と組み合わせることで、十字線は総合的にマーケットを判断する強力な材料になります。
最高値/最安値の形成かそうではないか、つまり、短期的にはトレンドが反転するのか、それともトレンドは継続するのか、このような分析に十字線は大いに役立ちます。
特に、フィボナッチ・リトレースメントなどを使って水準を算出し、その付近に十字線が現れた場合、反転のタイミングやシナリオを具体的に描くことが可能になります。
まずは、サポートレベル・レジスタンスレベル・トレンドを確認してみてください。トレンドをみて、エントリーとイグジットの方向を把握し、売りでエントリーするのか、買いでエントリーするのか、を判断します。(レジスタンレベル付近で売り、サポートレベル付近で買い、というのが基本。)

トレンド反転を意識する場合、より注視すべきサポートレベルとレジスタンスレベルは、直近の最高値(天井)/最安値(底)であり、天井と底のレートから値動きやトレンドのレンジを把握します。
そして、テクニカル分析として広く知られているフィボナッチリトレースメントを利用し、天井と底のレートから意識すべきサポートレベルとレジスタンスレベルを算出します。これをフィボナッチリトレースメント・レベルといいます。直近の値動きやトレンドをもとに、特定の%を掛け合わせて割り出す水準(調整値)です。最も利用されるフィボナッチリトレースメント・レベルは、直近の値動きによってできた天井と底の値幅の38.2%、50%、61.8%、78.6%です。
下図の例では、手前の下降トレンド(AB)に基づくフィボナッチリトレースメント・レベルの78.6%にあたるCに十字線が出現しています(安値から十字線までのスイング(BC)が、手前の下降トレンド(AB)の約78.6%となっています)。この場合、十字線をフィボナッチリトレースメントの完成シグナルと捉え、そこからの反落を想定することになります。十字線の出現以降、反落する様子がない場合(=十字線の高値を越えて新高値を付ける場合等)、反落の否定を示唆するため、トレンド継続の可能性が高まります。
この基本的な考えにより、十字線出現後、トレーダーはすぐに売りエントリーをすることができるようになります。その場合、十字線の高値水準で、かつレジスタンスレベルとなるフィボナッチレベルのすぐ上に、ストップロスを設定します。無論、このストップロスは、売りポジションの損切が目的であるため、買いのストップオーダーを設定することになります。
ここで大変重要なことは、チャート上に上がって描かれる高値、安値、始値、終値、全てのレートが、そのマーケットの売値(ビッド)だということです。つまり、トレーダー側での売り注文が約定したレートです。そのため、買い注文の場合は、マーケット毎のスプレッドに十分注意する必要があります。なぜなら、買値(アスク)は売値よりも、常に少しだけ高いためです。以降、この事例におけるUSD/CHFのスプレッドは4pipだと仮定します。
ショートポジションの決済または売りエントリーをする場合、買いのストップロスを利用して損切するか、リミットオーダーを利用して利食いすることになります(もし利食いポイントが複数ある場合は、複数のリミットオーダーを設定することになります)。その際のストップオーダーまたはリミットオーダーの取引数量は、エントリー時のサイズか、またはオープンポジションのサイズに基づくことになります。利食いポイントを複数持つことは決して珍しいことではありませんが、一方で、ストップオーダーについては、全てのオープンポジションに対して1つだけ設定し、全てをまとめて決済する、というのが一般的であり、有効な手段です。
なぜなら、もし半分だけを決済した場合、残り半分の戦いが残ってしまうためです。では、利食いの場合はどうでしょうか。エントリーやストップオーダーの時と同様、リミットオーダーも、通常はサポートレベルやレジスタンスレベルに設定することになります。これにより、ポジションをロジカルな水準で決済することになります。以下の例では、上述と同様フィボナッチ分析を利用します。十字線が出現したら、その手前の値動き(天井と底)を確認し、反転する可能性のあるサポートレベルを割り出します。なお、サポートレベルとレジスタンスレベルはあくまで目安だということをあらかじめ認識しておいてください。レートの下落は、その水準の寸前で止まるかもしれませんし、通りすぎるかもしれません。
イメージとしては、フィボナッチレベルの上下にはクッションが存在している、と思っておくと良いでしょう。以下の事例では、マーケットの下落を予想しているため、チャートに描いたサポートラインに対しレートがギリギリ届かないケースも踏まえ、フィボナッチレベルよりも少し上の水準を利食いポイントにします(実際の値動きは、フィボナッチリトレースメント・レベルを通り過ぎることもあるため、ストップオーダーを設定する際は、上述のクッションを踏まえ、サポートレベルとレジスタンスレベルから少し余裕をもって設定するのが一般的です)。
どれほどのトレード経験があったとしても、マーケットが次にどうなるのか、どこまで進むのか、確実なことは誰にもわかりません。それこそが、利食いポイントを複数持つ理由なのです。新米トレーダーのために、「損は落とせ、さらば利益は大ならん」というマントラがあります。確かにこれは、その理由を説明するのに最適な教訓なのですが、残念ながら、新米トレーダーだけでなくベテラントレーダーにも誤解されています。「さらば利益は大ならん」は、利食いポイントがロジカルである時のみで、通常は、サポートレベルとレジスタンスレベルに基づいている場合です。利食いポイントをどこに定めるか、決済のサイズをどうするか、このトレードでの利益目標をいくらにするか、このようなことを決める際、トレンド分析が重要な役割を果たします。
多くのトレーダーが犯す間違いとして、「早すぎる利食いはしたくない」という欲を出した結果、ポジションを持ち続けてしまうことがあります。ほとんどの場合は利益を減らすことになります。そして、多くの場合は、勝ちトレードが負けトレードに変わってしまいます。なお、複数の利食いポイントを持つことで出口戦略が複雑化するため、ストップオーダーの管理が不可欠となります。トレードの成功という観点で考えた場合、トレードの質と勝率を測る重要なキーとなるのが、トレード毎のリスクリワードレシオです。質の高いトレードをおこなうにあたり、疑いなく、最も重要な要素となります。
それでは、再度USD/CHFを例に、このトレードの設定がどのようなものか、単純化して見てみましょう。最も慎重な利食いポイントでシミュレーションをしてみたいと思います(フィボナッチリトレースメント・レベルの38.2%のすぐ上にスプレッドの4pipを足して設定)。
トレードに入る前に利食いポイントが確定しているため、適切なリスク管理/資金管理、および戦略通りのトレード、という2つの絶対的に重要かつ不可欠な要素を踏まえたトレードをおこなうことができます。そして、どのポイントでエントリーするかが確定すると、①そのトレードにおけるリスクリワードレシオ、および②そのトレードにおけるリスク額(最大損失額)が決まります(※「リスクリワードレシオ」は、トレーダーの勝率を表す比率としても使われます)。リスク額自体が、適切な取引数量の決定に役立ちます。それでは早速、シミュレーションしてみましょう。十字線が完成したらすぐに、売りエントリーをおこない、十字線の高値+1pipとスプレッド分+4pipを加えた水準にストップロスを設定し、最初のフィボナッチレベルの5pip上、またはT1にリミットオーダーを設定します。(T1: フィボナッチレベルの38.2%に対し、単純にスプレッド分4pipを加えた水準)
USD/CHEF:売りの場合
リスクリワードレシオに問題がなければ、次に1取引あたりのリスク許容度に基づき、適切な取引数量を決めます。口座残高の1〜3%を超えるリスクを負うようなトレードをしないことをお勧めいたします。
結果、このトレードでは36,000円の利益となりました。これはほんの一例であり、なんらかのトレードストラテジーやメソッドを推奨したり定型化ようなものではありませんが、ここでの重要なポイントは、利益を出すためのトレード戦略は、決して複雑な指標やシステムによるものではないということです。何より重要なのは、リスク管理と資金管理をしっかりすることです。
リスクリワードレシオが最大化されるトレードしかやらないという熟練トレーダーであれば、勝つトレードにとって重要なのは、ポジションが利益になっているかではなく、しっかりとしたトレード戦略と自制心(感情をコントロールする能力)を持っているかどうかだということは容易に理解できます。
上述の例では、リスクリワードレシオが1:2を少しだけ上回ったケースを取り上げました。
仮にこのリスクリワード比がエントリーの必須条件だとすると、損益分岐点(ブレイクイーブン)を基準に考えた場合、必要な勝率は約33%程度で済みます。
つまり、損切りになる回数のほうが利食いより多かったとしても、トータルでは利益が残る設計です。
このように原則を理解し、感情などに振り回されずに「確率」を論理的にとらえる姿勢をもちながら、目標達成へのステップに生かしていきましょう。
マーケットは、事前に想定した利食いポイントで反転する場合もあれば、そのままトレンドが継続し、そのポイントを超えていく場合もありますが、事前にどちらになるかを見極めることは不可能です。
利食い後に相場がさらに自分に有利な方向に進んだとき、「もっと粘ればよかった」「あの時こうしていれば」といった後悔の感情にゆさぶられ、実はその時点で利益は確定しているポイントを見逃してしまうケースを体験したというトレーダーは数多くいるかもしれません。
一方で、利食い後の値動きをまったく気にせず「もう利益は取った、それで十分」と割り切るマインドセットをもっているトレーダーも多く存在します。自分の確定利益を過小評価し、「早く決済しすぎた」「もっと利益を伸ばせた」と悔やむマインドセット、次第に感情的なトレード判断を繰り返す結果につながってしまうかもしれません。
トレーダーにとって本当に大切なことは、「論理的に相場を分析しながら利食いポイントを決定し、結果に一切執着しないマインドセットをもつこと」です。多くのトレーダーが陥りがちな落とし穴は、トレードを終えたあとに「その後、どう動いたか」を確認してしまう習慣です。この行為こそが、自分自身のトレードスタイルを崩壊させる最大の要因なのです。
シグナルとなるその他の指標同様、十字線単独では、勝率の高いトレードか否かを判断することはできません。十字線によって、最高値/最安値を確認することができ、トレンド反転の可能性が示されますが(※これ自体は、確かに勝率の高いトレードへのエントリーチャンスとなるものの)、イグジットポイントをエントリー時点で示してくれるわけではありません。では、「『どこでエントリーするのか?』ではなく、『どこでイグジットするのか?』の方が重要なのか」というと、それも的を射た質問にはなりません。勝率の高いトレードは、いくつかの重要な要素の組み合わせによって導き出されます。
その他テクニカル指標と同様に、十字線も単体では「勝率の高いトレード」は判断できません。
確かに、十字線の出現によって相場が高値または安値圏に到達したことは示れ、トレンドの反転が起こる可能性はみえてきます。ただし、それだけでエントリー後いつ決済するのかまでは導き出せません。
そこで、以下のような要素を連動させながら、勝率の高いトレードを成立させましょう。
勝率が高いからといって、逆行した際に大きな損失が発生するようでは意味がありません。勝率が80%であれば、リスクリワードレシオが1:4という組み合わせでも、長期的に口座残高はプラスを保つことができます。一方、勝率がわずか33%程度でも、リスクリワードレシオが2:1であれば、損益分岐点(ブレイクイーブン)を維持できます。
このように、勝率とリスクリワードのバランスが取れていれば、トレード全体として健全な運用が可能となります。
この2つに関する分析手法は決して一つではなく、数百通りにも及ぶアプローチが存在します。そのため、複数のテクニカル指標や異なる時間軸(タイムフレーム)を組み合わせ、シグナルの信頼性を総合的に評価していく必要があります。
十字線は、始値と終値がほぼ同じ価格水準で形成されるローソク足パターンで、買い手と売り手のバランスが拮抗している状況を示すため、トレーダーからはトレンド転換の可能性を示唆する重要なシグナルとして注目されています。
特に、長期トレンドの終盤やサポート・レジスタンス付近で十字線が出現した場合、反転の可能性が高まり、注目すべきエントリーポイントとなります。
ただし、単体では相場の方向性や反転の強さを判断するのは難しく、トレンドや支持・抵抗水準との組み合わせによる分析が不可欠です。フィボナッチ・リトレースメントの水準(38.2%、50%、61.8%、78.6%など)と重なった場合には、反転ポイントの特定に大いに役立ちます。
トレードに活用する際は、事前にストップロスや利食いの水準を設定し、リスクリワードレシオを基に取引量やリスク管理を行うことが重要です。利食いは柔軟性を持たせるため複数設定し、損切りは原則1つのストップオーダーで一括管理するのが効果的です。
ただし、あくまでもこうした理論を実践に活かすには、自身の勝率を正確に把握しておくことが重要です。まずは十分なトレード回数を重ねて「大数の法則」に従って確率を平均化させること、そしてトレード手法に一貫性を持たせることが必要不可欠です。異なる手法を感情的に使うのではなく、明確なルールに基づいたトレードを続けることが、長期的に見て資金管理を続けながら、利益を積み上げていくためのステップといえるでしょう。
十字線は、あくまで全体像の中の指標のひとつです。他のテクニカル指標や相場の文脈と組み合わせながら、勝率とリスクを常に意識したトレードを行いながら、安定した成果をめざしましょう。
世界中で多くの投資家が利用している相場分析プラットフォームのTradingView(トレーディングビュー)。MT4と並びたつこのツールを無料で使う方法を紹介します。
機能が大幅に制限されているBasicプラン(無料のプラン)で、実は有料版でしか使えない機能も無料で使えてしまう方法があることをご存知でしょうか?
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三角持ち合いとはチャートパターン分析の一つで、トレードスキルのレベルを問わずトレーダーに人気のある分析手法です。ここでは三角持ち合いの見方とパターン分析を解説します。
移動平均線は一定期間内の価格の平均値をグラフに描いたもので、相場の方向性やトレンドを視覚的に把握するために使われます。
移動平均線を使うことで、価格変動のトレンドを判断するのに役立つため、FXトレードで多く活用されています。